緊急時陽圧浄化ユニット
原子力防災対策センター(オフサイトセンター)や公民館、医療施設等の一時避難所などの原子力災害対策強化対象施設向けの緊急時陽圧浄化ユニット(フィルタリング装置)です
放射性ヨウ素対策用フィルタには、原子力発電施設のシビアアクシデント対策用アララベンチにも導入している「放射性ヨウ素用活性炭素繊維(ACF)フィルタ」を搭載し、放射性ヨウ素を除去した空気によって、対象エリア内を陽圧化します
コンパクトで省電力、さらに、保守・運用面でも安心な日本製です
原子力災害対策施設設備の対象となる施設例:
小・中学校、医療福祉施設、病院、集会所または公民館
■緊急時陽圧浄化ユニット(5,000 m3/h型)の特徴
(省スペーススタンダートタイプ)
①機器本体がコンパクト
フィルタユニットとブロアユニットが一体構造で、非常にコンパクトで運搬経路の検討も容易です。出荷時に、キャスターを具備しておりますので、設置場所までの運搬・位置決め・設置がスムーズです
②高い浄化捕集機能(5,000 m3/h)
フィルター:
放射性粉じん用 HEPAフィルタ(搭載2枚)
捕集効率 99.97%以上(粒子0.3μm)
放射性ヨウ素用 活性炭素繊維フィルタ(搭載2枚)
捕集効率 99.999%以上
(CH3 I-131:30℃(95%Rh))
③国内構造による信頼性の確保
弊社は原子力発電所用特殊空調機器の製造を国内製造拠点にて30点以上継続しております。日本製品により信頼性の確保に重点を置いております
1.装置本体組立・構造・調整:山形県及び宮城県
2.ブロアファン:大阪府
3.HEPAフィルタ:埼玉県等
4.ダンパー、バルブ関係:東京都
5.放射性ヨウ素用活性炭フィルタ:広島県
④有事への長期的な備えに
活性炭素繊維フィルタ単体は元々、湿気からの影響は少ないとしています。弊社では更に長期的な保管を考慮し、梱包状態や保管方法、テストピース検査実施等のご提案ができます。
■放射性ヨウ素用活性炭素繊維フィルタの特徴
従来の粒状活性炭フィルタに比べ、放射性有機ヨウ素の捕集効率が非常に優れています。
99.999%以上(CH3 I-131:30℃(95%Rh))
ASTM D3803条件
従来の粒状活性炭フィルタに比べ、重量が3分の1以下と非常に軽く、フィルタ取付が短時間で容易に出来ます
本フィルタは湿気による影響を受けにくく、長寿命で、性能の劣化が非常に少なく、安心です
弊社にて、放射性ヨウ素用活性炭素繊維フィルタの捕集効率の測定及び性能を評価します。但し、納入時にテストピースが同梱する当該フィルタに限り、毎年経年変化を報告し、買い替え時期をお知らせして、コストダウンに貢献します(有償)
放射性ヨウ素用活性炭素フィルタは、(株)ワカイダエンジニアリングと東洋紡(株)、東京大学アイソトープ総合センターにて産学連携で開発された、放射性ヨウ素ガス吸着フィルタです
弊社は、中部電力(株)との共同研究により原子力発電所用放射性ヨウ素吸着装置(活性炭素繊維フィルタ搭載)を開発
シビアアクシデント対策用特殊局所排気装置として広く採用頂いております
■原子力災害対策施設設備における実施ステップ
①原子力災害対策施設の選定
↓
②施設調査・設計業務委託
↓
③請負工事発注
↓
④主要部材・機器等発注
↓
⑤気密施工・機器据付等
↓
⑥試運転調整・完成検査
⑦運用・訓練・保守点検
※現在のご検討段階をお聞かせください
最適な機器をご提案させていただきます